燻煙乾燥の木を知ってますか?
表面は真っ黒でびっくりですが、削るときれいな白木です。
「燻煙乾燥」とは、文字通り”煙”で燻して、低温で木を乾燥させることです。
従来の高温乾燥に比べて木の細胞壁を壊さないので、木の粘りやツヤが
損なわれません。 また、煙の中にはフェノールという成分が含まれていて
これが木に含まれるセルロースなどと結合し、防虫・防カビ効果をもたらします。
そのため化学薬品である防蟻駆除剤・防腐剤の使用を抑えることができる、
エコでやさしいものです。
古来から囲炉裏から立ち上がる煙が柱や梁をいぶし、耐久性を持つ木材
になるのと同じ原理。なるほどと納得です。
今更ながらいにしえからの先人の知恵には感心とともにびっくりさせられます。
何でも便利なこと、早いことが優先され、そんな暮らしに慣れてしまっている
けれど、少しスローなやさしい気持ちで、物を選ぶことも大切・・かな・・。
